女子アナの仕事

「話す」ための準備

女子アナの仕事

 

ある放送局では「○○大ミス」でないと一次選考で落とされてしまうとか、実力より顔を重視するなどといった話を聞いたことがありますが、いわゆる「女子アナ」は他の実力派アナウンサーとは少し質が違う存在と言えるでしょう。

そして花形の職業として憧れの対象である女子アナの世界も、ここ最近は少しずつ変化し始めているようです。

 

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ギャランティの面、また見た目の華やかさからもバラエティ番組に出ることが多かった女子アナですが、実際にニュースを伝える事が出来る人はほんの僅か。

スポーツ関係のレポーターとして取材に行き、そこで出会った選手と結婚へ・・・などよくあるパターンですが、最近の晩婚化の流れも女子アナ業界にあるようで、寿引退のニュースも一時期に比べると減ってきているように見受けられます。

 

そして華やかさや若々しさが勝負の女子アナ業界では、その“寿命”の短さも影響してか、最近では報道専門に移行したいと希望する人が増えてきているそうです。

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しかし残念ながら、半ばタレントのように振舞ってきた女子アナの中にはアナウンサーとしての実力が十分でない方も多く、場合によっては―アナウン サーを夢見てレッスンを受けているアナウンサーの卵と呼ばれる方々の方がよっぽど実力があるのでは?と考えさせられる事も多々あります。

アナウンサーとしての価値は、どちらかというと男性の方が実力重視、女性のアナウンサーの場合外見やキャラクターが必要以上に付加価値となっていたような感じがありますが、最近の報道強化の流れは、この価値観を少しずつ変化させているような気がします。

インターネットの登場やチャンネルの多様化などで視聴者の目も肥えてきている時代ですから、今後は「アイドル系女子アナ」よりも、世の中の動きをしっかり伝えられる実力派アナウンサーの時代がやってくるのかもしれません。

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